ジョー・サトリアーニ、「Chickenfoot III」全曲を語る (10/10)
→ Joe Satriani on Chickenfoot III: New Album Preview (www.musicradar.com) (2011/9)
Something Gone Wrong
-
最後に作ったデモの一つで、アコースティックギターとヴォーカルパートだけだった。ムーディでダークだったんで、奴らがやろうと思ってくれるか心配したよ。
-
チキンフットじゃ、やろうってなったら、とにかく即やるんだ。なのに、どのギターを使うかとか、何も考えてなかったんだよ。ギタリストはどのギターとどのアンプを使うとか、どう重ね合わせるとか、ちゃんと決めとかなきゃいけないのにな。
-
で、12弦が使いたいって言ってJSAの12弦を手に取ったら、ピックアップが壊れてるじゃないか。サミーに何かないかって聞いたら、出てきたのが古いOvationの12弦。1978年ものだ。死んでたね。そいつをギター・テクニシャンのマイク・マニングがチューンアップしてくれたんで、弾いてみた。
-
オーバーダブは、バンジョー、JSAの6弦、そして、ソロはJS試作モデルの一つだ。マイク・フレーザーが、さらに曲全体にギターが重ねられないかと言ってきたんで、’59 (Gibson ES) 335を使った。曲を完成させた時、なんだかチキンフットの曲作りが大きく飛躍した気がした。
そんな事件があったとは知らなかった。というか、こういう裏話を聞かないと判らないよな。
人気の記事
- 2016/1/26 - トニー・ヴィスコンティ、デイヴィッド・ボウイを語る
- 2014/9/8 - ロバート・フリップ、「キング・クリムゾンの掟」を語る
- 2012/6/25 - トッド・ラングレン、「Todd Rundgren's Johnson」を語る (5/6)
- 2012/1/15 - スティーヴ・ヴァイ、ヴィニー・カリウタを語る