テリー・ボジオ、フランク・ザッパを語る (6/6)
「DRUM! Magazine」サイトの記事より。元は「drumstuff.com」に2000年頃に載ったインタビューとのこと。ものすごく長くて、ザッパ・ファミリーのことなど、色々と語っている。
→ An Interview from the Vault, Part II
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フランクが亡くなった時、俺がもう独立してソロとか作曲とか始めてたのは、ある意味、残念だった。そうじゃなきゃ、一緒に演奏したり、俺の作った曲を聴いてもらったり、まだ彼とやれたはずのことが色々あっただろうから。俺の「Polytown」とかを聴いて、彼がとても誇らしげに言ってくれた。「ボジオ、お前もこんなことが出来るようになったんだな。本当にお前は俺の自慢だ」。滅入った時には、この言葉を思い出す。
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彼が体調を崩した時、彼と俺はストラヴィンスキーについて話し合いを始めてた。俺は初心に戻って、新しくやり直してみたかったんだ。もっと色々と話し合えたはずのことが山ほどあると思う。それに、今は彼との会話をしっかり追えるようになったと思うんだ。若い頃は、「何を言ってるのかさっぱり判らないんですけど」とか言えないまま、彼と会話しないといけないってことが、嫌ってほどあったんだが。
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フランクは音楽ビジネスについて、とても信じたくないような話をあれこれ教えてくれた。どれも本当だった。なので今は、アルバムはほんの少ししか作らない、少しの金で中くらいの生活をしてる。それでやっていけるのは幸せだ。
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