エディ・ジョブスン、過去30年を語る (9/16)
ジェスロ・タルにゲスト参加したり、ちょっとソロアルバムを作ったりした後、いわゆる「音楽界」の表面からはほとんど消えてしまって、数年前にUKZで蘇ってきたエディ・ジョブスンが、ある意味で最も充実していたその30年間について語っている。「Dutch Progressive Rock Page」ってオランダのサイトの2011年8月の記事より。ジョブスンのインタビューはすごく貴重だが、そうとう長い。
→ Dutch Progressive Rock Page - Interview with Eddie Jobson (UKZ / U-Z)
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ジョン・ウェットンには (1980年のUK解散の後)、1995年から何年か、「Legacy」プロジェクトに加わってもらったが、色んな理由で実を結ばなかった。その後しばらくはちょっと疎遠だったけど、2009年のポーランド公演に参加してもらった。U-Zのアルバムの半分は、その録音だ。彼は楽しんでくれて、それがきっかけで、日本公演やアメリカ公演もやった。彼とはうまく行って、公演も成功だった。だが、彼と新しい曲をやるつもりはない。彼の参加は大歓迎だが、今の彼にはエイジアが一番大切だからね。私も自分の時間を全てUKの再演に費やすつもりはないし。両刃の剣なんだ。
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皮肉なことに、彼の声は昔より良くなっている。それで、ポーランド公演の録音からアルバムを作ることにしたんだ。他の公演ではサイモン・フィリップスやトレイ・ガンが参加してマハヴィシュヌの曲をやったりしたし、トニー・レヴィンが参加してくれたのもあるんで、それらも加えてね。うまく作れたよ。当時の曲を自分が演奏した内じゃ、一番うまく録音できたバージョンなんじゃないかな。
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それらの曲を演奏するためのミュージシャンを、いつも探してるんだ。大して難しい曲には聴こえないんだけど、実はとっても難しいってのは、自分でも3年前に始めるまで判らなかったよ。特にギタリストを見つけるのは、至難の技だ。曲の雰囲気をうまく捕まえてくれること、正しく演奏する技術と「味」を持っていること、ステージでミスなく再現できること。そういう一人がグレッグ・ハウだ。
2012/9/24 (6) や 2012/9/26 (7)、そしてここで話題にしてるアルバムは、知ってる人には言う必要もないだろうけど、これだ。たしかに輪郭のぼやけた音なんだけど、もっと後を読むと、意図的なものだったそうだ。だが、海賊盤並みってんであまりに評判が悪いんで、(7) で言ってるようにリミックス、リマスター中とのこと。詳しくはまた後で出てくる。
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