ウォーレン・ククルロ、フランク・ザッパを語る (1/2)
「5人のギタリスト、フランク・ザッパを語る」っていう「Guitar Magazine」誌の1994年2月、ザッパが亡くなった直後の記事が、2010年8月に「Guitar International」サイトに転載されたもの。ウォーレン・ククルロ、マイク・ケネリー、ドゥイージル・ザッパ、エイドリアン・ブリュー、スティーヴ・ヴァイの5人が、バンドに加わったきっかけやザッパへの思いなどを語っている。
→ Guitar International - Frank Zappa’s Guitarists: Interviews with Five Guitarists of the Zappa Kind
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最初にザッパの音楽に触れたのは「Hot Rats」のアルバムだ。ブルースからすごく複雑なフュージョンに一気に移ったりする、そういう演奏スタイルが気に入った。そして「Over-Nite Sensation」を聴いて、これはライブを見に行かないといけないと思った。ようやく1975年にブルックリン・カレッジで見たが、あんな音でギターを弾ける人がいるなんて、信じられなかったよ。驚異的だった。
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2年くらいライブに通いつめて、サウンド担当と知合いになった。ライブの後、まとわりついては彼とダベるようになったんだ。ある晩、彼が「フランクのことを知ってるよな」って言うんで、「いや、会ったことないよ」って答えたら、すごく驚いてた。いつもうろついてるんで、当然知ってるものと勘違いしてたんだ。それで、次のニューヨークでのライブの時に、フランクに紹介してくれた。少し喋ったら、「ニューヨークのライブの時には、また来てくれ」って言ってくれた。それから1年くらい、フランクの追っかけをやって、ライブを録音して、まだリリースしてない曲を聴いたりしてた。
ってか、ちょっと調べてみたら、2000年から2004年まで、音楽とは全く違う方面で大活躍してたのだね。「Warren Cuccurullo」で画像検索すると、ワラワラ出てくる。英語版Wikipediaにもしっかり書いてあるんだけど、多芸多才っていうべきか (笑)。自慢なのは分かったから、しまっといてくれ。
別件。おおっ、トッド・ラングレンが来日するのか。って、すんません。>リンゴ
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