ピーター・フランプトン、「Do You Feel Like We Do」を語る (30人のギタリスト、この1曲を語る (25/30))
「Guitar World」誌サイトの「ベテラン・ギタリスト30人が語る、この曲でみんなの記憶に残りたい」って記事より。パート1は2014年1月、パート2は、なぜか1より古くて、2013年11月。元々は雑誌の2002年5月号に掲載されたものだそうだ。
「Do You Feel Like We Do」(ピーター・フランプトン「Frampton Comes Alive」(1976))
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元々は二日酔いの歌なんだよ。朝起きたら、ワイングラスがベッドの脇に転がってて、俺は二日酔いのままリハーサルに行った。前の晩にアコースティック・ギターで考えてたコード、D-F-C-G-D をコーラスにして、リハーサルでジャムってリフを付けた。それで出来上がりだ。
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バンドの仲間が「歌詞もほとんど出来てるんだろ」って言うんで、「無理だよ」って答えた。ほんと、二日酔いで苦しかったんだ。そうしたら、「じゃ、それを歌えばいいじゃないか」。それで、「朝起きたら、ワイングラスがベッドの脇に転がってて」って歌い始めたわけだ。今じゃ、俺がそこまで歌うと、後は観客が全部歌ってくれる。
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コーラスで「You」を強調して歌うと、それに合わせて、観客みんなが腕を高く挙げて指差す。曲を作った時には、そんなこと、思ってもいなかった。みんなが歌い出すと、自分一人じゃなくなって、俺の歌からみんなの歌に変わるんだ。
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