エイドリアン・ブリュー、キング・クリムゾン再結成を語る
割込み続きだが、今回のキング・クリムゾン再結成について、エイドリアン・ブリューがFacebookで9月27日に、自らQ&A形式で書き込んでいる。ちょっと紹介し遅れたんで、すでに目にしてる方々も多いと思う。
→ Facebook | Adrian Belew - Questions and Answers
来年9月からのキング・クリムゾンには入ってるんですか。
- いや。32年間ずっと入ってたけど、もう違うよ。
声はかけてもらえたんですか。
- いや。ロバートは、7人体制で始める、ってことをメールで知らせてきた。新しいバンドがやろうとしてることに私は合わないんだそうだ。
どう思いましたか。
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しょうがない (happy with what I have to be happy with)。実際、そう思ってないといけないことは沢山ある。
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今は新しいこと、今までやってないことを始めるのに忙しい。「FLUX」だ。同じことは二度とやらない。新しいアイデア、歌、曲、もう創造力が爆発しそうなんだ。2ヶ月以内に、パワー・トリオで南米ツアーに出る。来年の春には、クリムゾン・プロジェクトでヨーロッパだ。トニー、パット、私が関わってきたクリムゾンの音楽を讃えるんだ。人生は偉大だよ。
キング・クリムゾンのファンに何か言葉はありますか。
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しっかりチェックして、気に入ったらサポートして欲しい。
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私の音楽も、いつもサポートしてくれて、有難う。
「しょうがない」は、クリムゾンの曲の題名にかけた回答になってる。
→ Amazon | King Crimson - Happy with What You Have to Be Happy with
この記事には、ものすごい数のコメントが寄せられたようで、それに対する感謝を10月1日に書き込んでいる。
→ Facebook | Adrian Belew - What an outpouring of support!
なんて大量のサポートなんだ!
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ちょっと衝撃を受けてる。「FLUX」の公式リリースまで、このまま待っててくれると嬉しい。すごく興奮してる。
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一つ言っておきたい。ロバートと私は生涯の親友だ。一緒のバンドにいてもいなくても。新しいクリムゾン (原文はKrimson) のラインナップをメールで知らせてきたってのも、ロバートが私を非難してのことじゃないし、私も何も怒ってない。メールの時代ってだけのことだ。
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とにかく、コメントを有難う。これまでの長年の仕事が無駄じゃなかったこと、自分が必要とされてることが、よく判った。
よっぽど色々聞かれて、面倒になったんで、自分でQ&Aをまとめたんだったりして。ちなみに、「FLUX」はブリューのソロ・プロジェクトで、これに専念するためってことで、ナイン・インチ・ネイルズからも抜けてる。
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