リッチー・ブラックモア、エドワード・ヴァン・ヘイレンを語る
雑誌「Guitar World」の1991年2月号の記事がウェブに転載されたもの。2012/3/16に紹介した「リッチー、インギーを語る」と同じインタビューより。
→ Deep Purple’s Ritchie Blackmore Discusses His Development as a Guitarist
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タッピングを最初に見たのはハーヴィ・マンデルの演奏で、1968年のウィスキー・ア・ゴーゴーでだ。何やってんだ?と思った。笑っちまったよ。ジミ・ヘンドリックスもそこにいたし、ジム・モリスン (ザ・ドアーズのリーダー。後に28歳で死亡) なんか騒いでつまみ出されてた。明らかにエディ・ヴァン・ヘイレンは、あのへんからちょっとばかり貰ってきてるよな。
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エディ・ヴァン・ヘイレンをどう思うかは、その時の気分による。この15年間で最も影響力のでかいギタリストなのは間違いない。誰もが真似してる。だが、俺は彼の作曲とキーボードのほうに感心してるんだ。彼は人々の記憶に残るよ。第二のコール・ポーター (ミュージカルや映画のスタンダードナンバーを数多く作った作曲家) としてな。
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新しいギタリストがどんどん出てきて、全部は判らないくらいだ。だが、どれも同じに聞こえるってのは判るだろ。さらに加速したエディ・ヴァン・ヘイレンみたいなんだ。
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