ロバート・フリップ、アンディ・サマーズと語る (3/16)
1984年、フリップとサマーズがアルバム「Bewitched」をリリースした時のラジオ番組を、ファンが録音してて、後から口述筆記 (テープ起こし) したものだそうだ。普通のインタビュー記事と違って、後から言葉を整理・編集したりしてないので、ある意味 (笑)、生々しい。すごくリラックスした雰囲気。
→ Elephant Talk | Interview with Robert Fripp and Andy Summers on WHFS 99.1 in Annapolis/Baltimore
初めて会った時、ミュージシャンとして一緒に組んだんですか。
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フリップ:そうじゃない。ボーンマスにミンズって楽器屋があって、私の知り合いが経営してたんだけど、アンディはそこで働いてたんだよ。安物で役立たずのどうしようもないオルガンが山積みになってたな。
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サマーズ:今でもそれに呪われてるってわけだ (笑) (楽器のオルガンとセックス器官 (ペ◯スのこと) をかけてる。まだ雑誌記事がネタになってる (笑))。
その雑誌記事を確認してみます。
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フリップ:あの店は、ボーンマスの中産階級を相手に、良い商売をしてたと思う。そうやって中産階級の人たちは、金を使い尽くすか、良い趣味を持つか、新しいテクノロジーにハマるか、してたんだ。話を戻すと、アンディはそこで働いてた。そして、私が店に入ってってちょっと質問したら、やけに偉そうで無愛想だったんだ。
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サマーズ:その話がその後ずっと何年も尾を引いてたんだよな。
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フリップ:あんな無愛想じゃだめだよ。
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サマーズ:判ってる。話を続けると、当時、私はマジェスティック・ホテルでギターを弾いてた (ディナーショーやダンスなどの伴奏のこと)。ボーンマスのユダヤ人協会なんかのためにね。そして、ロンドンに移ることにした時に、後任は誰がいいか、若いミスター・フリップの他に誰がいる、ってなったんだ。もちろん、彼もまたロンドンに出て、最初の頃の私なんかよりずっと大きな名声と富を得ようとしてたわけだけど。
そして、後釜の重責を担ったわけですね。
- サマーズ:そう、後釜だ。
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