エイドリアン・ブリュー、「FLUX」を語る (4/5)
再結成記念クリムゾン祭りのいちおう最後。とは言っても、ブリューは再結成組に入ってないので微妙だけれども、(ほぼ) 最新情報として紹介しておきたい。「Something Else!」サイトの2013年6月の記事より。
FLUXで作ったアルバムは出しますか。
- FLUXのコンテンツや、普通の曲、FLUXにそぐわないものとかからCDを作ることはできるだろうと思う。例えば、手元に「Variations of Wave Pressure」って曲の断片があるんだけど、12分もあるし、FLUXに加えたりしたら、全てぶち壊しなのは間違いない。そういうのはCD行きだ。FLUXからCDを作ったりは、最初はやりたくない。とにかくFLUXを試して欲しいからね。本当にユニークなんで、一度か二度でもいいから、聞いてみて欲しいんだ。音楽の限界を取っ払ってくれて、本当に面白いんだから。
このプロジェクトでツアーはできますか。
- いや。考えたこともない。どうやればいいかすら、判らないよ。聴いてる内にも、どんどん色んなことが起きていく。そんなこと、どうやってリハーサルすればいい。全てがランダムで、切り離しては別のやりかたでつなぎ直すみないなことが、聴く度に起きるんだ。だから、無理だよ。つまり、ライブでやるようなもんじゃない。聴く体験みたいなもんだ。これまでの何とも違うようなね。それで充分じゃないか。
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