リッチー・ブラックモア、「Carry On... Jon」を語る
今日は小ネタ (なのか?)。ブラックモアズ・ナイトの最新アルバム「Dancer and the Moon」の最後に、亡きジョン・ロードに捧げた曲が収録されている。それがどうやって出来上がったか、本人が語っている。「New Jersey On-Line」の2013年6月の記事より。すでに読んでる人も多いだろうけど。
→ NJ.com | Blackmore's Night Rocks Music, Parenthood
「Carry On... Jon」
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2月8日のことだ。エンジニアと俺とプロデューサーは、猛吹雪で閉じ込められちまった。何もすることがない。それで、何となく作ったインストの曲があるが試してみるか?、って言ってみた。この曲は、何かの時にその場でとっさに作ったものだ。やけに感傷的な調べで、急にジョンのことを思い出した。そして、ジョンへの感謝のしるしに、オルガンを入れないとな、って思ったんだ。パット・リーガン (Pat Regan) は素晴らしいオルガニストだ。弾きまくってくれたよ。奴に、こんなリフでとか、ジョンは右手でこんなふうにシンコペーションを弾いたとか、ちょっと教えたりした。
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つまり、元は放ってあった曲が化けたってことだ。ジョンへの曲、長年の感謝を表す曲にな。そんなこと、口じゃとても言い表せない。誰かに「ジョンのことをどう思いますか」って聞かれたら、答える代わりに、これを弾くだろう。もしも吹雪で閉じ込められてなかったら、出来てなかった。あの吹雪はジョンが持ってきたのかもな。
ちなみに、元記事の2013年の時点で、3歳の娘Autumnと1歳の息子Roryがいる、って書いてある (Roryってロリー・ギャラガーからか?)。リッチー68歳。娘は「お父さんは天才なの!」って喋ったりしてるらしい (笑)。奥さんのキャンディス・ナイト曰く、「娘がそう言ったなんて、リッチーに喋っちゃダメよ。すぐ図に乗るんだから」だそうな。
→ YouTube | Blackmore's Night - Carry On... Jon
この曲は、コージー・パウエル「The Loner」に似てるって話があって、聞き比べてみよう。こっちのギターはデイヴ・「クレム」・クレムスンだ。ゲイリー・ムーアもカバーしてるけど。
→ YouTube | Cozy Powell - The Loner
ところで、今年はこんなもんも出るそうだし、大変だ。
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