ロバート・プラント、最近の心境を語る (7/7)
「Uncut」誌サイトの2014年9月、「Lullaby and... the Ceaseless Roar」リリースに合わせた記事より。ただ、旅の話とかが主で、音楽の話はあまり出てこないので、念のため。
→ Uncut | All the Old Gods Are Long Gone. But Still... - An Interview with Robert Plant
新生バンド・オブ・ジョイについて:
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アメリカの素晴らしいミュージシャンたちと仕事するのが、自分にとってどんなことなのか、説明するのはすごく難しいな。彼らは俺を全く違う世界に連れてって、とてつもない音楽を教えてくれたんだ。金勘定の仕事なんかには就かずに、とても若い頃に音楽を始めたわけだが、ウェストコーストのサイケデリックな音楽、デルタ・ブルース、何もかもが圧倒的だった。アメリカの白人音楽に全く別のものがあるなんて、思ってもいなかった。日に一度はジョージ・ジョーンズ (最も有名なカントリー歌手の一人) を聴いてるよ。驚くべきシンガー、素晴らしいシンガーだ。つまり、アメリカに住んでたのは、俺にとって神の啓示だったんだ。それまで知りもしなかった音楽を学んでたんだ。
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で、そういう曲を自分でも作って歌ってみたくなった。ギターのバディ (ミラー) とドラムスのマルコ・ジョヴィーノと作ってたら、オリジナル曲がアルバム一枚分になっちまった。バディの家で録音したんだが、とてもパワフルなアルバムだ。だが、プロジェクトとかみたいに長続きするとは思ってなかった。
いや、何てぇか、プラントが作るバンドの名前って、もちっとどうにかならんかね (笑)。
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