色んな関係者、ジェフ・ポーカロを語る (3/3)
1992年に38歳の若さで亡くなったジェフ・ポーカロについて、「DRUM! Magazine」誌の1997年の記事が2012年10月にウェブに掲載されたもの。二部構成になっていて、前半は関係者が本人を偲ぶ言葉が集められている。後半は、本人の生前ほぼ最後のインタビュー。おまけとして、ドラム・キットのセッティングのことが書いてある。
→ DRUM! Magazine | Jeff Porcaro's Last DRUM! Interview
リッチー・ヘイワード
- 彼は私のやる気ブースターだった。
ボズ・スキャッグス
- 彼は完全無欠なミュージシャンだ。非の打ちどころがないテイストとテクニックの持ち主だった。山のような仕事をかかえ、誰にも気配りを忘れず、何であれ立派にこなす。何があんなに彼を熱くさせるのか、実に不思議だったんだよ。彼と私は、人生の大切な時期、自分ってものが出来てくる時期に、一緒に育ったようなものだ。ずっと親友だった。
ジム・ケルトナー
- 世界中のあらゆる人々に影響を及ぼしたと思うよ。私も含めてね。彼は「伝説」だったが、彼自身はそんな名声は何も望まなかった。とても謙虚だったが、一方で、内に秘めた自信は大したものだった。こんな過去形で話さないといけないのは、とても辛い。気が変になりそうだ。彼は今でも私の心の中に、これからもずっと一緒にいる。
スティーヴ・ルカサー
- 毎日、彼のことをあれこれ色々ずっと考えてる。そうじゃない日は一日もない。俺の人生で、最も大切な人だ。俺の全てを変えてくれた。実の兄貴も同然だった。常に俺の目標で、誰も彼とは比べものにならない。ミュージシャンとしてだけじゃなく、一人の人間として、さわるもの全てを金に変えていった。家族や友だちへの思いやりも、比類がない。ジェフの代わりはいない。オンリーワンなんだ。
関係者の思い出話はここまでで、次回からはポーカロ本人へのインタビューになる。
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