ジョー・サトリアーニ、ケニー・アロノフを語る
チキンフットは2枚めのアルバム「Chickenfoot III」の発売の後、2012年の本格的なヨーロッパ・アメリカ・ツアーに先がけて、「実地試験」と名づけたごく小規模なツアーをやった。本来のドラマーのチャド・スミスは、自分のバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのツアーと重なって参加できなくなったので、急きょ代役をケニー・アロノフが務めてる。その感想を聞かれて。
→ Joe Satriani, Michael Anthony on Chickenfoot's Road Test Tour (www.musicradar.com) (2011/11)
- バンドにハゲが二人になって、一人の重圧から解放された。それが嬉しいね (笑)。
ケニー・アロノフもハゲにサングラスって風貌なんで (原文3ページめの写真を見ること)、そのことを言ってる。ちなみに、今年のイギリス・ツアーの最中には、別のインタビューで、もちょっとマジメなことも語ってる。
→ Joe Satriani on Stupid Band Names and How Hendrix Changed His Life (www.tntmagazine.com) (2012/1)
- チャドは完璧な代役を連れてきてくれたよ。キース・ムーンとジョン・ボーナムとミッチ・ミッチェルを一人にしたような奴だ。
曲の良し悪しとか演奏の上手い下手とかとは別に、インタビューの面白い人と今一つ詰まらない人がいる。ジョー・サトリアーニって人は、そうとうな作曲能力や超絶技巧なギターはもちろん、物ごとをよく考えてる、色んな角度から見てる、自分を客観的にとらえてる、ってことで、面白い一人って言っていいんでは。他に面白いのは、ちょっと違う意味で、やっぱりピート・タウンゼントかな。
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