マイク・フレイザー、AC/DC「The Razor's Edge」を語る (キャリアを決定づけた10枚を語る (3/10))
「MusicRadar」の2011年8月の記事より。ミキサー/エンジニア/プロデューサーのマイク・フレイザーが、代表的な仕事として10枚のアルバムを選んだ。第3回はAC/DC「The Razor's Edge」(1990年)。エンジニアとミキサーを担当した。
→ Producer/Mix Engineer Mike Fraser: My 10 Career Defining Records
- ブルース・フェアバーンがプロデューサーってことになってるけど、実際には、ジョージ・ヤングがほとんどプロデュースを済ませてたのが病気になっちゃって、バンドがブルースと俺に仕上げを頼んできた。ヴォーカルのブライアン・ジョンソンにはきついキーの曲があって、結局、キーを下げて、アンガスとマルコムがギターをやり直すことになったりした。新しい曲も2つ加えた。AC/DCのミキシングは、とにかくAC/DCの音にすればいいんで、楽しい。アンガスはいつもMarshallヘッドをいくつか使ってる。リズムには100W Superlead Plexi、リードには45Wのヘッド。マルコムもMarshallだが、ベース・ヘッドなんだ。だから、低音がすごい。
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