マイク・フレイザー、チキンフット「Chickenfoot III」を語る (キャリアを決定づけた10枚を語る (10/10))
「MusicRadar」の2011年8月の記事より。ミキサー/エンジニア/プロデューサーのマイク・フレイザーが、代表的な仕事として10枚のアルバムを選んだ。最終回はチキンフット「Chickenfoot III」(2011年)。共同プロデューサー、エンジニア、ミキサーを担当した。
→ Producer/Mix Engineer Mike Fraser: My 10 Career Defining Records
- 彼らのデビュー盤でミキシングを担当したら、次を出すってなった時に全てを任された。素敵な奴らだよ。それぞれすでに大成功をおさめてるのに、エゴ抜きで一緒にやってんだから。サミーみたいなポジティヴな人間、見たことがない。時たま、ちょっとせっつかないといけなかったけどね。彼はやって来て、歌って、それで出てっちゃうんだ。仕上がりには自信がある。歌詞にも深みがあるし、ツアーを重ねてバンドもタイトになってるし。音についていえば、パンチが効いて、洗練されている。ライブ感がしっかりある。ジョーのギターは驚異的だね。それに、すごいMarshallアンプを持ってるんだ。たぶん試作モデルだと思う。クリーンな音、カリカリな音から歪みきった音まで、何でもありだ。
この記事は「Chickenfoot III」発売の直前なんで、ちょっと宣伝っぽい内容だ (笑)。
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