ジョージ・リンチ、イングヴェイ・マルムスティーンを語る (30人のギタリスト、30人を語る (17/30))
「Guitar World」サイトの2011年12月の記事より。雑誌が創刊30周年ってことで、著名なギタリスト30人にそれぞれ憧れのギタリストを語ってもらったっていう企画。今回は第17回。
→ 30 on 30: The Greatest Guitarists Picked by the Greatest Guitarists
- 俺の場合、影響を受けなかったギタリストのほうがずっと数が少ないと思うが、イングヴェイ・マルムスティーンからは特に大きな影響を受けた。あのネオクラシカルなスタイルは、めまいがするほど圧倒的だ。元々はブルースを弾いてたんで、すべてが新しく聴こえた。あの狂烈さからしてね。それをまた、彼がやすやすと弾きこなしてるのも、すごすぎる。1980年代のギター指向って、結局はただのスピード・コンテストにおちいっちゃっただろ。インギーはそこにトレンドを作り出したんだ。純粋に演奏って面で。人の心に響く音楽を作る人だけが生き残る。彼がまだ人気で、他の大勢が消えてったのは、そういう理由だ。
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