エイドリアン・ブリュー、自らを語る (3/7)
「Guitar International」サイトの2011年4月の記事から。原題は「車とギターとボウイを語る」だが、車やディヴィッド・ボウイの話はちょびっとで、キャリアのこと、機材のこと、練習方法、趣味など、色々と語っている。
→ Adrian Belew Interview: Cars, Guitars and David Bowie
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若いギタリストへのアドバイスねぇ。細かいのなら幾つかある。好きな人のをできるだけ沢山聴いて、できるだけ沢山身につける。自分が本当にやりたいことをやって、そこから外れない。そして、十分に吸収できたら、自分独自のものを探す。もっとも大切なのは、誰かの真似じゃなく、自分の「声」、自分のスタイルを見つけることだ。それは他の人のとちょっと違うだけかも知れない。他の人のを組み合わせただけかも知れない。だが、それで聴くだけで誰だか判るギターになったら、もう真のアーティストだよ。
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ここに来る車の中でドラマーのマルコ・ミンネマンと、変拍子の演奏について話し合ってたんだ。彼は4本の手足で4つ別々の拍子を同時に叩けるんじゃないかな。で、アクセントが肝心ってことで意見が一致した。例えば7/8拍子だったら、「ダダ、ダダ、ダダダ、ダダ、ダダ、ダダダ」になる。数えてるようじゃダメで、身体で憶えないといけない。
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