スティーヴ・ルカサー、G3などを語る (1/4)
「Music Radar」サイトの2012年3月の記事より。今年春のG3ツアーの話から始まって、アル中の克服の話をかなり赤裸々に語っている。
→ Interview: Steve Lukather on Playing with Satch, Vai and Ringo Starr
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そもそもG3が始まる前に一度、ジョー (サトリアーニ) から話があったんだけど、ジョーとスティーヴ (ヴァイ) は天才レベルのギタリストだし、そんな中で俺自身がうまくやれるか、判らなかった。だが、去年フェスティバルで一緒になった時に、また誘われたんだ。光栄だった。けど、本当に俺でいいのか?、って聞き返したよ。
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俺は変わったんだ。今は毎朝5時半に起きて、一日が始まる前に2〜3時間ギターの練習だ。昔は酒びたりだった。35年間、毎晩バカ騒ぎ、毎晩パーティみたいなもんだった。若い頃は、そんなアホな生活でもいい。だが、ある日、気づいたんだよ。もう酒も煙草もやめた。ずいぶんかかったけどな。
2012/4/29 から紹介したエディ・ヴァン・ヘイレンのインタビューも、アル中と克服の話がかなりの比重を占めてたし、深刻だな。ルカサーはこうも語っている。「また新しい日を迎えられただけでも十分に幸運だ。そうじゃない不幸な仲間が何人もいたし」。ちなみに、今年のG3ツアーは、春のオーストラリア + ニュージーランドはサトリアーニ + ヴァイ + ルカサー、夏のヨーロッパと秋のブラジルはサトリアーニ + ヴァイ + スティーヴ・モーズだ。ルカサーはG3の後、来日している。
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