パーシー・ジョーンズ、自らのキャリアを語る (4/4)

「For Bass Players Only」サイトの2010年9月の記事より。今回はエピソードと現在の話。

面白いエピソードっていうと、少しだけあるけど、こんなのを思い出したよ。ビッグ・ジム・サリバン (イギリスのギタリスト。リッチー・ブラックモアの先生でもあった) とサイモン・フィリップスとでレコーディングした時のことだ。私はビッグ・ジムが書いた譜面を見ながら、皆で録音してた。どうも何だか音が変わってるし、なぜか彼が時々こっちのほうを見る。とにかく続けて、一通りテイクを録り終えた。「なんて面白いハーモニーなんだ！」って思ったのを憶えてる。後から判ったのは、私は別の曲の譜面を見てたんだ。
今は色んなレコーディングやライブをやってる。バンタワーのアルバムを作り終えたところだ。マギル＋デカルロ＋ジョーンズのCDも出した。エド・キャストロのアルバムにも、1曲だけ参加した。もう出てるはずだ。今月末には、マワルのアルバムに2〜3曲参加する。ローカルな活動もやってる。たいていはブルックリン (ニューヨークの隣町) で、アリス・ドーナットのドラマーのスティーヴ・モーゼズとね。すべて即興だよ。実験したり、新しいアイデアを追求したりするんだ。

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スティーヴ・モーゼズとのユニットは、「MJ-12」って名前で活動してるそうだ。

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