アンディ・サマーズ、ザ・ポリスの音楽を語る (9/9)
ザ・ポリスのギタリストとして有名なアンディ・サマーズだけど、1960年代からソフト・マシーンやジ・アニマルズに参加してたり、ザ・ポリスの解散後はソロで活動してるし、文筆家や写真家としても評価が高い。「Guitar International」サイトの2010年3月の記事より。すごく長いので、主だった部分を抜き出して紹介する。
→ Guitar International - Andy Summers Interview: Guitars, the Police and Mudra Hand Gestures
今後はどんな活動を考えていますか。
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未来は可能性に満ちてる。演奏することや作曲することに終わりはない。今のCD作りが終わり次第、オーケストラのプロジェクトに戻ることにしてる。エレクトリック・ギターとオーケストラが共演する幻想曲 (fantasia) で、ギターがバイオリンのパートを肩代わりする。それをずっと育ててきてるんでね。来年には公演できればと思ってる。
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そういうのや、ミュージシャンの人生について考えたりする他は、— 私自身、人生の半分はツアー先のホテルで台無しにされてきたみたいなもんだが、— いつも曲作りのことばかり考えてるよ。
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あと、ギターと12台のチェロのための音楽ってのを作ってる。来月にはセネガルのダカールに行って、現地の素晴らしいミュージシャンたちと会う予定だ。何が出てくるか、楽しみだね。
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音楽を本当に愛してるなら、ちょっとばかり売れたからっていって、音楽への愛が失せることはない。探求の旅はずっとずっと続いていくんだ。
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今年の後半には、面白いバンドや新しい写真集の可能性がある。それに、この夏にはチベットに旅行することを考えてる。
インタビュアーはザ・ポリスの再結成の可能性に何度も話を振ろうとするんだけれども、サマーズの答えは何とも煮えきらない。一言でいって、「何とも言えないなぁ」って感じ。ちなみに、インタビュアーはスチュワート・コープランドにもインタビューしてて、やっぱり同じような答えだったそうだ。
ザ・ポリスが2008年にやったリユニオン世界ツアーだが、東京公演のWOWOW映像がYouTubeにアップロードされている (いいのかね)。
→ YouTube: The Police - Live In Tokyo 2008 (Full Concert) HD
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