スティーヴ・ハウ、ファンの質問に答えて語る (4/4)
「Guitar World」誌には、著名なギタリストが読者からの質問に答える「Dear Guitar Hero」ってコーナーがあって、その1つ。2011年11月の記事より。
→ Guitar World | Interview: Steve Howe of Yes and Asia Answers Guitar World Readers' Questions
イエスのフォロワーでは誰が一番だと思いますか。
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ドリーム・シアターのジョン・ペトルーシは、プログレッシブ・ロックを続けてくれてる素晴らしい例だね。スティーヴ・モーズが自分のバンド、ディキシー・ドレッグス、ディープ・パープルでやってることも見るといい。間違いなく、並外れてる。
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たぶん「プログレッシブ」なギタリストってより、「オリジナル」なギタリストであるべきなんだろうな。この業界にはオリジナリティの余地は沢山ある。プログレッシブ・ロックのギタリストは、そうじゃないといけない。音楽の進化に自ら参加する。「プログレッシブ」はそれを表す言葉だ。思いつく限りのあらゆる影響を取り入れる。フラメンコ、ジャズ、クラシック、それらを一緒にした上で、なおかつロック・ギタリストなんだ。それが探求の道なんだよ。誰であれ、そういうことをやってれば、まさにプログレッシブなギタリストだ。それは私たちが知ってる以上に沢山いるだろうね。ポーキュパイン・ツリーなんかも、実にかっこいい。
ギター教室はやりますか。
- もし「マスター・クラスとかやりますか」って聞かれたら、「いや、けど、ワークショップならやるよ」って答えるよ。ワークショップはお互いの交流だ。みんなと音楽を演奏して、音楽について語る。レッスンとは違う。個人レッスンとかをやってる時間はないんだ。だけど、判らないな。例えば、誰かが「『Siberian Khatru』を弾いてくれ」って叫んだら私が弾く、みたいなことをやってもいいも知れない。
イエスとエイジアの合同ツアー (2009年) を見ましたが、60歳を越えて、あんな長い時間、よくステージに立ってられますね。
- 一番心配してくれたのは、妻だ。「頭がおかしいんじゃない?」って言うんで、「エイジアで50分だろ、イエスで1時間半だろ、両方で2時間半だ。以前はイエスで毎晩それくらいやってたじゃないか」って答えたよ。妻もしぶしぶ受け入れたけど、両方のバンドでやるってのは、本当に楽しかったんだ。
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