ディープ・パープルのメンバー、「Deep Purple in Rock」を語る (代表作を語る (3/9))
これも「Uncut」誌。2013年6月の記事がウェブに2015年11月に掲載されたもの。イアン・ギラン、ロジャー・グローヴァー、イアン・ペイスの3人が、ディープ・パープルの代表的なアルバムについて語っている。
→ Uncut | Deep Purple: "We Were Dangerous, Unpredictable... It Wasn't Cabaret"
「Deep Purple in Rock」(1970)
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グローヴァー:(前作の)「Concerto」は不和の産物だ。あれはリッチーがジョンに好きなようにやらせた。あれがなかったら、「in Rock」がここまでハードになることはなかっただろう。
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ペイス:オフの度に、ハンウェル・コミュニティ・センターってところに行って、西ロンドンのろくでもない場所だけど、曲を作ってた。ライブの前に何か思いついたら、ステージでやってみるし、いつも曲作りの毎日だったな。
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グローヴァー:それまで知ってたのとは全く違うレベルだった。最初のリハーサルで、「わけ判んないな」って思った。だけど、まさか俺以外も自分たちが何やってるのか判ってない、とは気づかなかった。ジャム・セッションなんだけど、ジャムってったら、12小節のブルースだろ。けど、そうじゃないんだ。ロックでジャズってたんだよ (即興の応酬のことを言っている)。その時に、バンドの力量がよく判った。
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ギラン:スタジオで1回に2〜3曲ずつ仕上げては、レコーディングしてった。「Child in Time」は10分くらいのジャムから出来てきた曲だ。イッツ・ア・ビューティフル・デイ (そういう名前のバンド) の「Bombay Calling」って曲でジョンが遊んでて、それをゆっくりにしたのが元ネタだ。
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グローヴァー:一番気に入ってるのは「Hard Lovin' Man」だな。ステージの熱狂をそのままスタジオで再現してる。マーティン・バーチがすごく貢献してくれた。奴は大したエンジニアだよ。俺たち、楽器本来のじゃないサウンドを無理やり絞り出してたからな。
ってことで、聞き比べてみよう。この元ネタの話は、けっこう有名。
→ YouTube | It's a Beautiful Day - Bombay Calling
→ YouTube | Deep Purple - Child in Time - 1970
今日のおまけ:これもパープルのオフィシャルYouTubeチャンネルより。あるファンがライブ映像の断片をつなぎ合わせて作ったんだそうだ。
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