ディープ・パープルのメンバー、「Fireball」を語る (代表作を語る (4/9))
これも「Uncut」誌。2013年6月の記事がウェブに2015年11月に掲載されたもの。イアン・ギラン、ロジャー・グローヴァー、イアン・ペイスの3人が、ディープ・パープルの代表的なアルバムについて語っている。
→ Uncut | Deep Purple: "We Were Dangerous, Unpredictable... It Wasn't Cabaret"
「Fireball」(1971)
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グローヴァー:(「in Rock」の) 大成功は誰の目にも明らかで、俺たちは調子に乗ってた。デボン州のハーミテージってところにある古いデカい家にこもって、曲作りすることにしたんだ。
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ギラン:長くは続かなかったな。悪ふざけが過ぎて、斧でドアをぶち破ったりとかさ。
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グローヴァー:斧を振り回したのはリッチーの仕業だ。俺の部屋のドアだったんだ。奴は降霊術をやってて、十字架を貸してくれって言ってきたんだが、俺は関わりたくなかった。で、ベッドで本を読んでたら、次に憶えてるのは、ドアを斧が突き破って、そしてリッチーが入ってきたことだ。あいつのジョークは大したもんだが、ちょっとやり過ぎだよ。
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ギラン:飲んでばかりいたんで、よく憶えてないな。
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グローヴァー:一年くらいツアーを続けてて、ちょっと酒が入ってたんだよな。あそこで「Strange Kind of Woman」以外に何を書いたか、まるで憶えてない。
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ペイス:俺もよく憶えてない。けど、楽しかったのは確かだよ。
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