ドニー・マッカスリン、デイヴィッド・ボウイ「★」を語る (7/10)
デイヴィッド・ボウイの最後のアルバムでバックを務めたドニー・マッカスリンが、アルバム作りについて語っている。2015年10月31日のインタビューだそうで、「Uncut」誌2016年1月号に掲載されたもの。
→ Uncut | David Bowie: the Making of ★
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「Girl Loves Me」の話をすると、デモはデイヴィッドが全て一人で作ってきた。中間に実にリリカルなメロディがあるが、ストリングスを私がアルト・フルートとフルートで置き換えたら、それをジェイムズ・マーフィが自分のスタジオに持って帰って、残りを全て仕上げてくれた。マークとジェイソンがその一部分を聞く機会があって、レコーディングしたのとは全く別物になってたって言ってた。アルバムに収録するバージョンになるか、リミックス扱いになるかは知らないが (2015年10月のインタビューなので)。
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3月の最後のレコーディングではベン・モンダーがギターで加わって、スタジオでデイヴィッドとティムの間に陣取った。「I Can't Give Everything Away」のギターは本当に素晴らしい。サックスのソロがあって、ギターのソロがあって、キーボードのソロも入るかも知れなかったが、私は今のバージョンが気に入ってる。サックスのパートのコードは、デモそのままだ。私がボーカルを付け加える可能性もあったが、デイヴィッドが全てやってくれた。
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