ジェフ・ベック、キース・ムーンを語る (7/17)
『俺はザ・ヤードバーズで全然楽しくなかった。それで、あのバンドはジミーの好きにさせることにして、俺は抜けたんだ』
キース・ムーンの伝記「Dear Boy: the Life of Keith Moon」の著者が、原稿の元になったインタビューを幾つかウェブに掲げてて、その一つ。1996年とのこと。
→ Tony Fletcher's iJamming! | Jeff Beck on Keith Moon
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このバンドはキースのためじゃない。ジミーと俺の問題だ。ジミーのためのセッションだったんだ。あいつはいつも、俺にやらせたくないことを自分でやるために、俺を巻き添えにする。セッションに間に合うために、俺の車に乗せさせて、ガス代まで出させる。誰も知らないようなフランスのロックで聴いたのを、俺が新しく始めると、すぐ俺のスタイルを使おうとする。そして、ザ・ヤードバーズに巻き込む。「なんでやりたいことがやれないんだ?」って思ってた。ずっとそうなんだ。
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同じくらい音楽的に才能のある奴がジミーの他にもいるならまだ我慢もできるが、それはザ・ヤードバーズに入るまで叶わなかった。それまでは、パワフルなすごいドラマーのいるザ・フーがどんどんビッグになっていくのを観ては、俺もああなりたいと思ってた。ある意味、それに触発されたんだろうな。俺はザ・ヤードバーズでちっとも楽しくなかった。なので、あのバンドはジミーの好きにさせることにして、俺は抜けたんだ。
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そういうことで、これは重要なレコーディングだった。2日間やった。通しでやって、それで上がりだ。「リハーサルも要らないなんて」って、誰もが仰天してた。3か4曲やったが、「Bolero」だけ日の目をみて、もう1曲はメロディまで出来た。楽しかったよ。サウンドが、BBCの縛りから初めて逃れることができたし (意味不明)。ナチュラル・ディストーションで、どこで演奏してもちゃんと効果が出せるように作ってある。それを聞き手も求めてるんで、今でも演奏するんだ。
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キースはこれが大事なセッションだって判ってくれてた。ジョン・ポール・ジョーンズは、誰もが最高のセッション・ベーシストって尊敬してた。それにジミーだ。リズム・ギターだけどね。俺のレコードなんだから。あいつは、やってみるに値するデカい話だと思ったんだろう。だが、「ふーん、ボーカルなしで一から出直すってわけか」、そう考えてたに違いない。もしもあいつと仲がよくて、ボーカルがいたら、あいつを引き止めてたかも知れないけどな。
近頃のニュース:
本社サイトから謝罪文が削除されてるって現状もどうかと思うけど、内容は画像や引用であちこちに晒されてる。
→ ITmedia ビジネスオンライン | KLab「ロックイベントでジミー・ペイジ演奏せず」で謝罪 チケット代最大30万円返らず
そりゃ、ペイジを見るだけなら、どっかのディスク・ユニオンでいつでも (は言い過ぎか (笑)) 間近で見られるしな。
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