色んなギタリスト、アラン・ホールズワースを語る (4/8)
4月に亡くなったアラン・ホールズワースには、数多くの弔辞が寄せられた。これはそれらとは違って、生前の本人に色々なギタリスト (など) が送った讃辞を、ファン有志がまとめたもの。元々はほとんどどれも10年以上前のものだと思う。
→ Facebook | Quotes about Allan Holdsworth
フランク・ザッパ
- この地球上で最も興味深いギタリストの一人が、アラン・ホールズワースだ。本当に尊敬している。彼は、独力でエレクトリック・ギターを再発明した人物、という称号に値する。
ゲイリー・ムーア
-
アラン・ホールズワースは驚異的だ。「どう弾いてるのか、全く判らないです」って彼に言ったら、「私もなんだよ」って言われた。
-
真のミュージシャンとして、心から敬服している。ステージで着飾ったりしないし、その必要もない。自分なんかがステージでこんなふうにやっていけるのも、彼のおかげだ。
カルロス・サンタナ
-
アランのレガートはまるでバイオリニストだ。右手はバイオリンの弓のようだし、左手はパガニーニだ。彼の演奏をどう名づけたところで、どう弾いてるのか判ろうとしたら、脳みそが焼き付くことに変わりはない。ジョン・マクラフリン、マイケル・スターン、ジョン・スコフィールド、誰もが頭をかきむしるしかない。
-
彼の演奏は素晴らしく美しい。ソロの表現それだけをとってみても、誰よりも優れている。
マティアス・IA・エクルンド
- アラン・ホールズワースにライバルはいない。誰をも圧倒している。生意気な十代だった頃、彼のコンサートを聴いて、ひどくいらいらしたのを憶えてる。どうすればあんなにスムーズでデリケートな演奏ができるのか、まるで判らなかった。あの指の動きからなぜあの音が出てくるのか、自分のちっぽけな脳みそのレベルを越えてたんだ。今じゃ、あの演奏に打ちのめされるのが、ただ幸せだ。彼は異星人だ。間違いない。
人気の記事
- 2016/1/26 - トニー・ヴィスコンティ、デイヴィッド・ボウイを語る
- 2014/9/8 - ロバート・フリップ、「キング・クリムゾンの掟」を語る
- 2012/6/25 - トッド・ラングレン、「Todd Rundgren's Johnson」を語る (5/6)
- 2012/1/15 - スティーヴ・ヴァイ、ヴィニー・カリウタを語る