フランク・ザッパ、スティーヴ・ヴァイを語る
「Guitar World」誌の1982年3月号の記事がウェブに転載されたものから。それまで長い間、ザッパは (TV以外の) インタビューをボイコットしていたのが、この雑誌は良いアルバム・レビューを書いたってことで、唯一インタビューを許されたらしい。
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スティーヴと演奏するのは、気持ちがいい。彼の演奏が大好きだ。本当に素晴らしいギタリストだと思う。ギターで何でも弾ける。私は弾かないようなのまで弾ける。つるしの (カスタムやビンテージじゃない) ストラトでも、ノイズまで使いこなす。ヴァン・ヘイレンなんか夢であこがれるしかないような演奏まで、何でもやれる。おまけに、譜面も読めるし。彼と私は互いに補い合う関係なんだろうと思う。彼と演奏するのは、本当に楽しい。ただの「Mongolian string-bender」(*) じゃないし、音楽の教育を徹底的に受けてる。彼と仕事するのが大好きなんだ。
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彼が自分の理想を実現してくれるギタリストだってことは、彼が送ってきたカセットを聴いた最初の時から判っていた。知性があふれてたし、ロックスターになることじゃなくて音楽そのものに興味があるってのが、伝わってきた。そういうのが気に入ってたんだ。
この記事はぜひとも、下の関連の記事「スティーヴ・ヴァイ、フランク・ザッパを語る」とあわせて読んで頂きたい。
(*) 「モンゴルのチョーキング野郎」? 何のことか、まるで判らない。ザッパに詳しい人、教えて。
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