ジェイソン・ベッカー、マーティ・フリードマンを語る (30人のギタリスト、30人を語る (15/30))
「Guitar World」サイトの2011年12月の記事より。雑誌が創刊30周年ってことで、著名なギタリスト30人にそれぞれ憧れのギタリストを語ってもらったっていう企画。今回は第15回。
→ 30 on 30: The Greatest Guitarists Picked by the Greatest Guitarists
- 16歳の時、デモ・テープをシュラプネル・レコーズ (ヘヴィメタル系のレーベル) のマイク・ヴァーニーに送ったら、マーティ・フリードマンに会いに行けって言われた。それで、彼のアパートで会って、アンプなしでジャムをしたんだ。その瞬間から俺は変わったよ。独特のベンド、ヴィブラート、スケール、フレーズ、タイミング、彼の弾く全てが目新しくて、魅了された。マーティは俺のテクニックやデモのメロディは褒めてくれた。そして、俺のトラックの上に彼の曲を作ろうってなって、副和音とか対位法とかを教えてくれた。ジャムしたり曲を一緒に作ったり、毎日、一年分のレッスンを受けてるみたいなものだったよ。どうすればクリエィティヴなアーティストになれるか、彼から学んだんだ。今でも曲を作ってて行き詰まると、マーティならどうするだろ、って思う。
このインタビューは元々は「Classic Rock Magazine」の2009年9月号。ジェイソン・ベッカーは現在は筋萎縮性側索硬化症 (いわゆるALS) っていう全身の筋肉が徐々に萎縮してしまう難病で、もはや会話もできなくなっているそうだ。
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