マイク・フレイザー、エアロスミス「Pump」を語る (キャリアを決定づけた10枚を語る (2/10))
「MusicRadar」の2011年8月の記事より。ミキサー/エンジニア/プロデューサーのマイク・フレイザーが、代表的な仕事として10枚のアルバムを選んだ。第2回はエアロスミス「Pump」(1989年)。エンジニアとミキサーを担当した。
→ Producer/Mix Engineer Mike Fraser: My 10 Career Defining Records
- エアロスミスの復活作「Permanent Vacation」じゃ、初めて最高のミキシングができた。その成功に続いて彼らと仕事するのは、本当に素晴らしかったよ。その前の数年間、ジョー・ペリーとスティーヴン・タイラーは酒もドラッグも絶って、曲作りに専念してた。ジム・ヴァランスやダイアン・ウォーレンとも何曲か書いてたが、すごいのは、誰と組んでもエアロスミスの音になっちまうんだ。「Pump」は「Permanent Vacation」よりもさらに強い。すべて一発録りで、曲と曲の間にジョーやスティーヴンがオーストラリアの民族楽器とか色んな打楽器とかで遊んでて、それが面白かった。
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