マイク・フレイザー、AC/DC「Ballbreaker」を語る (キャリアを決定づけた10枚を語る (5/10))
「MusicRadar」の2011年8月の記事より。ミキサー/エンジニア/プロデューサーのマイク・フレイザーが、代表的な仕事として10枚のアルバムを選んだ。第5回はAC/DC「Ballbreaker」(1995年)。共同プロデューサー、エンジニア、ミキサーを担当した。
→ Producer/Mix Engineer Mike Fraser: My 10 Career Defining Records
- リック・ルービンと共同プロデュースしたけど、もっともユニークな人物の一人だね。あまり多くを言わないが、何か言うと、必ず売れるものが出来るんだ。バンドの創造性を尊重して、あまり干渉しない。だいたい遅くやってきて、録音を聞いて、今一つだって感じると「んー、なんか正しくない。直さないといけないな」。まだ正しいところまで達してないって判るんだろうな。
AC/DCそっちのけでリック・ルービンの話に終始してるけど (笑)、「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれたような大物プロデューサーが、よっぽど面白い人物だったようだ。他にも、ニューヨークのスタジオで作り始めたけど、どうも音が気に入らなかったんで、ロサンゼルスのオーシャン・ウェイ・スタジオに移った、なんてことも語っている。
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