スコット・イアン、マルコム・ヤングを語る (30人のギタリスト、30人を語る (22/30))
「Guitar World」サイトの2011年12月の記事より。雑誌が創刊30周年ってことで、著名なギタリスト30人にそれぞれ憧れのギタリストを語ってもらったっていう企画。今回は第22回。
→ 30 on 30: The Greatest Guitarists Picked by the Greatest Guitarists
- マルコム・ヤングほど過小評価されてるギターヒーローはいない。史上最強のロックバンドAC/DCの屋台骨で、最高のリフも幾つも作り出してるのにな。彼が世界最高のリズムギタリストだってのは間違いない。たった1曲弾くごとに、ピックを半分にすり減らしちまうんだ。たまげたよ。まさに一曲入魂。最初にAC/DCを聴き始めた頃はアンガスに注目してたけど、1979年頃かな、ギターに真剣に取り組み始めてからは、マルコムだ。彼がいなかったら、AC/DCはどうなってただろうね。もしもマルコムを聴いたことがなかったら …そんな奴がいるとは思えないけど … 「Back in Black」の出だしのコードを聴いてみろ。それで心が動かされないようなら、お前には魂がない。他に「Riff Raff」や「Beating Around the Bush」も超お勧めだ。普通のブルースのリフをAC/DCふうに昇華しきってる。全てのギタリストのお手本だ。
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