ナンシー・ウィルソン、ニール・ヤングを語る (30人のギタリスト、30人を語る (25/30))
「Guitar World」サイトの2011年12月の記事より。雑誌が創刊30周年ってことで、著名なギタリスト30人にそれぞれ憧れのギタリストを語ってもらったっていう企画。今回は第25回。
→ 30 on 30: The Greatest Guitarists Picked by the Greatest Guitarists
- ニールは、アコースティックギターでもエレクトリックギターでも、すぐに分かるわ。アコースティックギターの場合、チューニングも変則チューニングもアタックもリリースも、とことんユニークよね。「Greendale」に入ってる「Bandit」って曲、ライブ・バージョンがもう信じられない。 低音弦をCまで下げて、そして、あるゲージの弦を使うと、完璧に鳴り響くのよ。とっても間違ってるのに、それが合ってる。あんなことができるの、ニールしかいない。エレクトリックギターのサウンドもモンスターね。「Cinnamon Girl」のソロはたぶん単音ソロのベストよ。一つの音の中に誰よりも感情を込めてて、あんなのがうまく行くはずないのに、行っちゃってる。もちろんトーンからして違う。タッチの細やかさが90%を左右してるわね。何十年も世代を越えて残る単音のソロ、ニールはそういう表情豊かな演奏ができる人よ。
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