エース・フレーリー、ピート・タウンゼントを語る (30人のギタリスト、30人を語る (27/30))
「Guitar World」サイトの2011年12月の記事より。雑誌が創刊30周年ってことで、著名なギタリスト30人にそれぞれ憧れのギタリストを語ってもらったっていう企画。今回は第27回。
→ 30 on 30: The Greatest Guitarists Picked by the Greatest Guitarists
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俺のリズムギターはピート・タウンゼントとキース・リチャーズを聴いて身につけた。ピートのコード弾きは神だ。1つのコードを20は違うポジションで弾けるんじゃないか。インヴァージョンとかサスペンションとかも交えて。「Tommy」を聴いてみろ。ピートの右手も、左手に負けず、すごい。「Tattoo」のピッキングとかな。もちろん彼が有名なのは「Pinball Wizard」のかき鳴らしや、「My Generation」のパワーコードや、「I Can See for Miles」の出だしのコードだ。とにかく驚異的だよ。
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ザ・フーを初めて見たのは、その時にクリームも初めて見たが、マンハッタンのマレー・K・ショー (1967年) だった。学校をサボって友達ともぐり込んだ。ザ・フーの最初のニューヨーク公演だったと思う。次に見たのは、1968年のフィルモア・イーストで、マーティン・ルーサー・キング牧師 (公民権運動の指導者) が暗殺された翌日だった。ザ・フーは暴動を恐れて、演奏したがらなかった。結局、ちょっと演奏して切り上げちまったよ。なんと、ポール・スタンレー (キッスのメンバー) もそこにいたんだ。当時はお互い知らなかったけどな。
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