ラリー・ハートキー、ベースアンプ作りを語る (2/4)
「For Bass Players Only」という個人サイトの2010年12月の記事より。Hartkeの創業者ラリー・ハートキーが、ベースアンプを作るようになったきっかけなどを語っている。
→ Larry Hartke Exclusive Interview
- かれこれ10年くらい、文字通りラボに住みついて働いた。当時、スチュアートは70代だった。俺はこの仕事に惚れ込んだんだよ。そして、スチュアートの一番弟子、右腕になった。俺たちはあらゆる種類のスピーカー構成やコーン素材の実験をした。プリアンプやパワーアンプの設計もだ。その中から最初のアルミ・コーンのウーハーを思いついたんだ。俺たちは一日中、実験用ドライバー回路を作ってキャビネットに組み込んでは、彼のリスニングルームにセットアップして評価するってことをやっていた。スピーカーの測定は、今と違って、もっとずっと自分たちの耳に頼らないといけなかった。ラボで受けた耳のトレーニングは、他じゃありえないもので、今でもすごく役に立ってるよ。現代の最先端のスピーカー測定装置でも、耳にはかなわない。耳は最高の測定器なんだ。
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