スティーヴ・ルカサー、G3などを語る (3/4)
「Music Radar」サイトの2012年3月の記事より。今年春のG3ツアーの話から始まって、アル中の克服の話をかなり赤裸々に語っている。
→ Interview: Steve Lukather on Playing with Satch, Vai and Ringo Starr
- ある意味、このG3ツアーは良いタイミングだったと思う。今はしっかり自信を取り戻してる。速弾き野郎だらけの聴衆に叩かれることがないといいけどな。ジョーは最高のギタリストにしか声をかけない、そうスティーヴ・ヴァイからも言われたよ。だが、彼ら二人は必殺だろ。俺はそんなじゃない。ただ弾いて歌う、それだけだ。G3が勝負の場じゃなくてよかったよ。そうだったら、負けは確実だからな。自分のセットリストは固まってる。ソロから何曲かだ。3人でのジャムも楽しみだね。過去のG3は、ジョン・ペトルーシ、イングヴェイ・マルムスティーン、エリック・ジョンソン、そうそうたる面々だ。「スティーヴ・ルカサー? やれるのかよ」とか言われそうだけどな。だから、俺は俺、で行くしかない。
ちなみに、G3のルカサーのセットリストは、 (1) Hero with a 1000 Eyes、 (2) Butterfly、 (3) Tumescent、 (4) Song for Jeff / Don't Say It's Over、 (5) Flash in the Pan だったようだ。それにしても、なんでこんなに謙虚ってか、弱気っていってもいいくらいなんだろ。このインタビューはG3直前だけど、その後のG3のレビューを見ても、サトリアーニやヴァイとちょっと方向性は違うけどと言われつつ、好評だったのに。
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