ジョン・エントウィッスル、キース・ムーンを語る (6/6)
「DRUM! Magazine」サイトの記事より。いつのインタビューか不明だが、キース・ムーンの死後だ。ザ・フーは、「リードヴォーカル + リードギター + リードベース + リードドラムス」って話もあるくらい、特異なリズム隊だったが、その「リードベーシスト」が「リードドラマー」について語っている。
→ Partners In Time: John Entwistle & Keith Moon
-
俺たち (ピート・タウンゼントとジョン・エントウィッスル) がMarshallを積み上げなきゃならなかったのは、キースのドラムスがマイクなしでも、やたらデカい音だったからだ。
-
キースを一番よく表してる曲は、インストゥルメンタルだけど、「The Ox」だと思う。「Quadrophenia」にも、すごいドラミングが一杯だ。「Won't Get Fooled Again」も古典だよな。
-
彼はいつも、技術的にもっと優れたドラマーを見ては、「うまいな。けど、俺はああは叩きたくない」って言っていた。彼のことを一番よく表してる言葉がある。なかなかレコーディングが進まなくて、彼がうまく叩けないんでバンドの中から文句が出た時、彼は怒ってこうわめいた。「あのな! 俺はキース・ムーン・タイプのドラマーじゃ世界一なんだ!」。
この最後の言葉は、キース・ムーンの名言として、すごく有名。いい言葉だ。
直近の記事
- 2012/5/26 - ジョン・エントウィッスル、キース・ムーンを語る (1/6)
- 2012/5/20 - スティーヴ・クロッパー、「Dedicated」を語る (1/5)
- 2012/5/11 - テリー・ボジオ、エイドリアン・ブリューを語る
- 2012/5/7 - スティーヴ・ルカサー、G3などを語る (1/4)
- 2012/5/6 - ジョン・ウェットン、トリオ版UK再結成のいきさつを語る
- 2012/5/5 - イアン・ペイス、ディープ・パープル「Made in Japan」を語る
- 2012/5/4 - イアン・ペイス、ディープ・パープルの元メンバーなどを語る
- 2012/4/29 - エドワード・ヴァン・ヘイレン、新アルバムなどを語る (1/5)
- 2012/4/26 - マイク・ポートノイ、機材を語る (1/3)
- 2012/4/23 - スティーヴ・ヴァイ、VaiTunesなどを語る (1/3)
人気の記事
- 2023/8/24 - ロバート・フリップ、イーノやボウイやクリムゾンを語る (4/4)
- 2016/9/16 - ジェフ・ベック、キース・ムーンを語る (1/17)
- 2013/9/9 - コージー・パウエル、デビュー当時を語る (自らのキャリアを語る (1/12))
- 2012/6/25 - トッド・ラングレン、「Todd Rundgren's Johnson」を語る (5/6)
- 2012/1/15 - スティーヴ・ヴァイ、ヴィニー・カリウタを語る