エドワード・ヴァン・ヘイレン、スティーヴ・ルカサーと語る (14/14)
2012/7/4 から 2012/7/30 まで前半を紹介したインタビューの後半。スティーヴ・ルカサーの公式サイト「stevelukather.net」にある記事で、元は「Guitar - for the Practicing Musician」誌の1993年9月に掲載とのこと。エディ・ヴァン・ヘイレン (エディ) が仲良しのスティーヴ・ルカサー (ルーク) にインタビューするって体裁になってはいるが、中身はほぼダベリに近い (笑)。
→ Edward Van Halen - EVH interviews Luke
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エディ:お前のお気に入りのソロについて聞きたいんだ。最初のソロアルバム (1989年の「Lukather」のこと) に、すごいソロがある。俺とやった「Twist the Knife」が入ってるアルバムだ。あの中の「Turns to Stone」ってバラードだよ。
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ルーク:あれはうまくいったソロだな。メロディが主体だけど、コードチェンジがすごいだろ。途中じゃ、まるでマハヴィシュヌ・オーケストラみたいだ。
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エディ:俺も大好きだよ。
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ルーク:ありがとよ。「Kingdom of Desire」にも良いのがあると思う。「Gypsy Train」のソロや「Jake to the Bone」のソロは一発録りなんだ。「さて、何を弾こうかな」なんて考えてる時間はない。とにかく演奏して、最高の出来になるか、最低の出来になるか、どっちかしかない。最高なのが録れてラッキーだった。今どきは誰もが、テープを家に持って帰ってソロを書いてるだろ。俺はそうしたくない。もちろん、目立つミスがあったら直すことになるけど。俺はライブが好きなんだ。ライブな感触を大切にしたいんだ。
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エディ:今年はお前にとってエキサイティングな年になりそうだな。新しいレコード会社、新しい生活、新しいツアー、ソロアルバム、すごいじゃないか。
放っとくとまだまだ延々と喋ってそうなのを、誰かが時計を示して「そろそろなんですけど」とでも言ったかのような、唐突な終わりかただ。本当に仲が良いんだね。
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