アンディ・サマーズ、ザ・ポリスの音楽を語る (7/9)
ザ・ポリスのギタリストとして有名なアンディ・サマーズだけど、1960年代からソフト・マシーンやジ・アニマルズに参加してたり、ザ・ポリスの解散後はソロで活動してるし、文筆家や写真家としても評価が高い。「Guitar International」サイトの2010年3月の記事より。すごく長いので、主だった部分を抜き出して紹介する。
→ Guitar International - Andy Summers Interview: Guitars, the Police and Mudra Hand Gestures
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マーティン社は、シグネチャー・ギター主任 (正確にはDirector of Martin Guitar Artist and Limited Editions) のディック・ボーク (Dick Boak) と仕事するのが、ものすごく面白かった。人生で一番の経験って言ってもいい。ネックの5、7、9、12、15のポジションには、仏教でいう印契 (仏像などで見られる手のポーズや組みかた) を刻んでもらった。とても美しい。ヘッドにはハスの花だ。ボディの周囲は1930年代ふうの白黒のパターンで、一見の価値がある。裏側にも入れてくれればよかったのにな。このギターは見栄えだけじゃなくて、弾いても素晴らしい。ピックアップとマイクを内蔵してる。さらにもう1つ別のを作って欲しいくらいだ。
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ギブソン社のシグネチャー・モデルは、わりとすぐに出来た。私が弾いてるのは1960年製のES-335で、チェリーレッドが美しい。彼らが言うには、その年に作られた唯一のモデルらしく、彼らはそれをそのまま忠実にコピーした。
この「Andy Summers Signature Martin guitar」も、元記事に写真が載っている。ちょっと詳しい写真は、ここらへん。
逆にマーティン社のディック・ボークの側から色んなミュージシャンを語ったインタビューってのもあるんで、いずれ紹介するかも。
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