ジェフ・バーリン、自らのキャリアを語る (3/6)
「For Bass Players Only」サイトから、2010年6月の記事。今回はジャズとロックの比較とかの話。
→ For Bass Players Only - Jeff Berlin interview
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セッションは最初の内はパット・メセニー、次にマイク・スターン、そしてビル・フリゼールなんかとやってた。ミック・グッドリックもちょっと一緒だったな。文字通り、ジャズの大物に囲まれてた。当時は無名だったけれども、お互いに鍛え合ってた。私はボストンのそんな中にいたんだ。
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ロックは大好きだよ。ヘビーなほどいい。正直に言って、ロックの奴らはジャズの奴らより熱いように感じてる。ヘヴィロックの奴らは音楽に妥協しない。ジャズの奴らの中には、売るためにマイルドにしたりするのがいるだろ。
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ナイキやハンバーガー屋がロックをCMに使うようになる以前は、ロックはライフスタイルやカルチャーだったって言ってもいい。今じゃ、ロックは商売だ。昔はヤバい音楽だった。ロックンロールは黒人を思わせるってんで、白人が怖がって、最初は「人種音楽 (race music)」って呼んでたのは知ってるかな。その後で、白人もやるようになった。反逆のためにね。社会の根幹を脅かす音楽だったんだ。
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