ロバート・フリップ、イーノやボウイやクリムゾンを語る (1/4)
ロバート・フリップが過去のエピソードとかを振り返ったインタビュー。全体はかなり長いようだが、雑誌 (Uncut誌 2020年8月号) を買わないと読めない。これは宣伝用の抜粋版。
→ Uncut | Robert Fripp on Eno, Bowie and King Crimson
あなたの長い音楽探求の遍歴は、いつ頃から始まったのですか。
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1967年か1968年だったか、ピーターとマイケルのジャイルズ兄弟と一緒に、ブロンズベリー・ロード93番地に引っ越してきた。持っていたのはギターとファズボックスだけで、つましいものだったな。ピーター・ジャイルズが持っていたRevox (業務用テープレコーダーの老舗) の初期型マルチトラック機が、1972年の7月くらいまでは、ただ一つ手の届く高級機材だった。
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その1972年、キングス・ロード63a番地にあったEGレコードのオフィスで、ブライアン・イーノに出くわして、彼は自宅アパートに招いてくれた。なぜかギターとエフェクターボードを持ってったら、彼が「ちょっと繋いで (plug in) みようか」。それがフリップ&イーノの始まりだ。そして、「The Heavenly Music Corporation」を40分で録音した。
ヴィスコンティの長~いインタビューや日本のレコード屋の話を忘れたわけではないけど、ずいぶん間があいてしまったので、ちょっと心機一転、勢いづけにってことで。
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