ピーター・ハミル、自らのキャリアを語る (2/6)
「arcor.de」というドイツの謎のサイトで発見。ソロではけっこうちょくちょく来日しているのが、ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーターでは2度めになるのかな、この夏に来日するピーター・ハミルが、今まで知らなかったことも色々と語っていて面白い。いつのインタビューか書いてないが、「クイーン・エリザベス・ホールで3月にライブをやった」とあるので、おそらく2001年。よく見ると、Wikipediaからも参照されている。
→ Hammill Discusses His 35-Year Career and Selects Some Entry Points for His 40+ Albums
「ヴォーカルのジミ・ヘンドリックス」という発言について
- そう言ったといわれているが、正確には「ヴォーカルのジミ・ヘンドリックスになろうとしてるんじゃない。ジミ・ヘンドリックスがギターでやったのと同じことを、ヴォーカルでやりたいんだ」と言ったんだ。だが、正しくない引用だけが一人歩きしてしまっていて、傲慢だとまで言われたりする。
声が「輝ける叫び」などと評されることについて
- 「声がデカいだけ」とも言われているよ。オペラや演劇の要素も含んでいるので、うまく言い表すのは難しい。それに、アメリカ英語でなくイギリス英語なので、聴く人にはそれも難しいようだ。基本はブルースだと思う。ハウリン・ウルフがイギリス英語で歌う、そう思ってもらうのがいいかも知れない。
人気の記事
- 2016/1/26 - トニー・ヴィスコンティ、デイヴィッド・ボウイを語る
- 2014/9/8 - ロバート・フリップ、「キング・クリムゾンの掟」を語る
- 2012/6/25 - トッド・ラングレン、「Todd Rundgren's Johnson」を語る (5/6)
- 2012/1/15 - スティーヴ・ヴァイ、ヴィニー・カリウタを語る