ギャヴィン・ハリスン、キング・クリムゾン加入のいきさつを語る (1/2)
「Modern Drummer」誌のサイトにある2008年11月の記事より。その年のキング・クリムゾンの米国ツアーに参加したドラマーのギャヴィン・ハリスンが、そのいきさつを語っている。
- 2005年、そして2007年にポーキュパイン・ツリーを、ロバート・フリップがサウンドスケープでサポートしてくれた。彼は私たちのライブをしょっちゅう見ていて、それで私の演奏をいつも見てたんだ。なので、05Ric (よくハリスンと組んでいるベーシスト) と作ってたアルバムで弾いてくれないか、頼んでみた。その時に、私の色んな演奏スタイルを知ってくれたわけだ。そうしたら、彼から突然、キング・クリムゾンに参加して欲しい、って電話がかかってきたんだよ。ポーキュパイン・ツリーは辞めなくていい、都合を合わせるから、ってね。ロバートは、クリムゾンの40周年を祝って再結成したいと思ってる、って言ってきた。そして、ダブル・ドラムスをもっと極めたかったんだそうだ。ビル・ブルフォード+ジェイミー・ミューア、そしてビル+パット・マステロットでやってたようにね。君が適任なんだ、君は一生ずっと後悔するだろうけど、なんて言ってた。とんでもない。楽しんでるよ。
ウェブの記事そのものは短くて、「続きは雑誌を買って読んでくれ」なんて書いてあるんで、がっくり。
この時のシカゴ公演が、最後の公式音源 (ってことになるのか)「King Crimson on August 07, 2008 in Chicago」に収録されていて、ハリスンのドラムス、マステロットとのバトル (ってほどでもないか) も聴くことができる。このツアーを最後にキング・クリムゾンは休止状態に入るけど、その理由が、クリムゾンのツアー日程に、うっかりブリューが自分のソロツアーを重ねちゃって、フリップの逆鱗に触れたから、ってのは有名な話。
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