アンディ・ジョンズ、レッド・ツェッペリン「無題 (IV)」を語る (1/3)
プロデューサー/エンジニアのアンディ・ジョンズが、レッド・ツェッペリンとの仕事について語っている。「Melodic Rock」の記事より。2004年のインタビューとのこと。
→ MelodicRock.com Interviews - Andy Johns: The Man behind the Legends
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今でも皆から必ず聞かれるんだよ。「どんなだった? あんなになるって判ってたか?」。当時の音楽業界じゃレッド・ツェッペリンと仕事するのが夢だったのは確かだな。作業はさくさく進んだ。日に2・3トラックずつ出来上がる。ヴォーカルも2日かかることはなかった。「おっと、俺の歌の番か。よし」。それで2・3テイク録って、彼はいなくなっちまう。あの頃は、それでよかったんだ。
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「Stairway to Heaven」について言えば、ペイジに「アルバムを決定づけるような曲が必要だ」って言ったら、「そうだな。あるよ。ちょっと待っててくれ」。それがこの曲だった。
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兄貴 (有名なプロデューサーのグリン・ジョンズ) は彼らのデビューアルバムにプロデューサーとしてクレジットされるはずだったのが、結局、されなかったんで、名前を口にするだけでも吐き気がするってくらい、反ペイジなんだ。俺は「II」で何曲か仕事した。俺のいたモーガン・スタジオに彼らが来たんだよ。その後、よく判らないけど、ペイジが連絡してきて、「III」もやることになった。アイランドのスタジオで、2晩か3晩くらいで全部ミックスした。最高の場所じゃなかったんで、今ミックスし直したら、もっと良いサウンドが作れると思う。そして4枚めだ。
インタビューとしては、2013/1/1 の「アンディ・ジョンズ、ザ・ローリング・ストーンズ「Exile on Main Street」を語る (1/3)」の続き。今回はまだそんなに面白くない。
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