アンディ・ジョンズ、ザ・ローリング・ストーンズ「Exile on Main Street」を語る (1/3)
レッド・ツェッペリン、ジェスロ・タル、ブラインド・フェイス、フリー、ヴァン・ヘイレンなど、錚々たるグループに係わってきたプロデューサー/エンジニアのアンディ・ジョンズが、ザ・ローリング・ストーンズの最高傑作と言う人もいる「Exile on Main Street」について語っている。まずは「Melodic Rock」の記事より。2004年のインタビューとのこと。
→ MelodicRock.com Interviews - Andy Johns: The Man behind the Legends
- ストーンズがデビューした時から大ファンで、兄貴 (やはりプロデューサーのグリン・ジョンズ) が一緒に仕事したことがあったんで、俺もずっと仕事したいって願ってた。「Sticky Fingers」の時から関わり始めて、次が「Exile on Main Street」だった。彼らはヨーロッパで最初のモービル・ユニットを作って、トラックに録音機材一式が積んであるみたいなもんだったけど、それで南フランスに行った。作るのに1年かかったよ。あのアルバムで俺の人生は変わった。ミックは今でも嫌ってるけどね。ちっともベストの状態じゃなかったってさ。たしかに、曲の1/3くらいは「Let It Bleed」の頃からの持ち越しだったからな。けど、他の「Rocks Off」とか「Tumbling Dice」なんか、とんでもなく素晴らしいじゃないか。
ザ・ローリング・ストーンズはこないだ結成50周年コンサートをやったばかりなんで、たまにはこういう古いネタでもいいかも。当時の話は、キース・リチャーズとかチャーリー・ワッツとかのインタビューもあるけど、第三者からのは珍しい。ちなみに、この当時、ジョンズ本人は21歳だったそうだ。
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