ルー・リード、ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどを語る (3/9)
古い人ついでに、追悼の意も込めて、2013年10月に亡くなったルー・リードを行ってみようか。「Guitar World」誌誌サイトの2013年11月の記事より。元は1998年の雑誌記事をウェブに転載したもの。ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのこととか、色々と語っている。リッチー・ブラックモアとは違う意味で、とにかくインタビュアーをビビらせる人なんで、かなり貴重かも。
→ Guitar World | Lou Reed Talks about the Velvet Underground, Songwriting and Gear
曲作りは楽ですか、苦行ですか。何度も書き直しますか。
- 何度も書き直すよ。昔からそうだ。最初は自然に出来上がってくるんだが、結局は手を加える。一つの単語にこだわって、これで良しってなるまで、何度も何度も入れ替えることもある。
レナード・コーエンからノートを見せてもらったことがあるんですが、どの曲一つをとっても、歌詞のバリエーションや違うバージョンがびっしり書き込んでありました。
- 俺はコンピューターでやる。まぁ、俺にとってコンピューターは、理想とするタイプライターってとこだ。俺の手書きの字って、まるで読めないんだよ。コンピューターなら、すぐに書き直せるし、古いバージョンをすぐに消せる。だから、ノートは持たない。レナード・コーエンは、究極の歌詞の一つを書いてるな。「Give me crack and anal sex」って。
「The Future」ですね。
- ほら、あんたの関心も引いたわけだろ。そうやって、大人のやり方で何かを伝えようとしてるんだ。誰も彼に、「どうしてそんなことを歌うんですか」なんて失礼なこと、聞かないよな。だが、その手の歌詞について言えば、俺たちのほうが先だ。神秘の60年代ってことかな。
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