トニー・アイオミ、エドワード・ヴァン・ヘイレンと語る (8/12)
「Guitar World」誌サイトの2013年9月の記事より。元は同誌の2010年、発刊30周年記念の特別企画だそうな。面白い取り合わせだが、予定調和みたいなところも。
二人とも非常に独創的、衝撃的なことを始めて、成功を収めてますよね。二番煎じも何千といますし。それが、自分たちは次の段階に進みたいのに、ファンは変化を望まない。成功すればするほど、成功の元になったことがやれなくなってくるってことでしょうか。
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トニー:だから、やりたいことをやってるだけなんだ。
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エディ:演奏できれば、もうそれだけで嬉しい。こないだ手の手術をして、関節炎の治療を受けたんだ。トニーも同じ問題を抱えてるって知って、医者を紹介したよ。トニーと俺との間には色んな共通点があって、ほんと、面白い。
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トニー:元々はロンドンの医者に手術の予約をしてたんだが、エディが紹介してくれたんで、ドイツのデュッセルドルフの医者に通うことにした。
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エディ:手が痛くて、演奏できないくらいだった。こないだのツアーの後半は、痛くてたまらなかったよ。トニーも同じなのに、なんでツアーしないのかって文句を言われてた。俺たちは自分の人生のためにやってんだ。生活や収入のためってだけじゃない。それしか知らないんだ。痛くて手が開けない、演奏できないのがどんなに辛いか、判ってないだろ。ナイフでやられるみたいなんだぞ。手が動かなくなるかも知れないと思って、本当に怖かった。
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トニー:俺はすぐに判るよ。そうしたら、ネットとマスコミがすぐに広めてくれる。
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エディ:そういうルートがあるってのは、いいことだね。
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