グレッグ・ハウ、自らのキャリアを語る (1/2)
「All Out Guitar」サイトの2006年8月の記事より。毎度同じような紹介タイトルで申し訳ないが、ある意味、これ一本でグレッグ・ハウ丸わかり、みたいな内容。ただ、めちゃくちゃ長い。一部分だけ紹介する。
→ All Out Guitar | Greg Howe Interview - Fusion Maestro
最初にギターを手にしたのは何歳の時ですか。
- 10歳だったかな。最初はたまに遊ぶだけだった。真剣に取り組むようになったのは、14か15の時、ヴァン・ヘイレンのデビュー・アルバムを聴いてからだ。
ちゃんとしたレッスンは受けましたか。
- 3つか4つ受けた。ただ、どれも単音でメロディを弾くだけで、ちっとも面白くなくて、長続きしなかった。
その頃はどんなミュージシャンや音楽が好きでしたか。
-
エディを聴くより前は、ラジオで流れてるような、例えばジミー・ペイジなんかだ。コピーするのはすごく簡単だった。ハマることはなかったな。そうしたら、ヴァン・ヘイレンが現れて、すっかりのめり込んだ。あの強烈な演奏をコピーするのは、まさに挑戦だったよ。長い間、ヴァン・ヘイレンから、間違いなく一番の影響を受けてた。唯一聴くに値する、みたいな。
-
それが3年くらい経ったら、ジョージ・ベンソン、リー・リトナー、パット・メセニーなんかを聴くようになった。なぜか突然、全く違うジャンルの全く違うギタリストたちに夢中になったんだ。
多くのギタリストが、毎日12時間以上も練習してた、って言いますが、あなたもそうでしたか。
- もちろんだ。毎日、一日中、弾いてた。十代の頃、やることってったら、ひたすらギターを弾くだけだった。朝起きてから夜寝るまで、ずっとね。
グレッグ・ハウって、普通の人にどれくらい認知度があるか、よく判らないけど、いわゆる「シュレッダー」(速弾きギタリスト) の内じゃ、かなり独特の立ち位置にいると思う。マイケル・ジャクソンとも、エディ・ジョブスンとも、デニス・チェンバース+ヴィクター・ウッテンともやってるしな。
今日のおまけ:
- R・ブラックモア、D・ギルモア、B・メイほか多数:「ジェフ・ベック、最高!」
- ジェフ・ベック:「ジョン・マクラフリンこそ、この世で最高のギタリストだ」
- ジョン・マクラフリン:「アラン・ホールズワースの技を盗もうと思って間近で見てたが、何をどうやってるのか、まるで掴めなかった」
- アラン・ホールズワース:「ほんとはギターじゃなくてサックスをやりたかったんだけどね」
おまけのおまけ:
- G・ハウ、R・コッツェンほか多数:「エディ・ヴァン・ヘイレン、最高!」
- エディ・ヴァン・ヘイレン:「アラン・ホールズワースこそ、世界最高のギタリストだ」
- アラン・ホールズワース:「マイケル・ブレッカー (ジャズ/フュージョン系のサックス奏者) がギタリストじゃなくて、ほんと、よかったよ」
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