デイヴィッド・ギルモア、ピンク・フロイドなどを語る (3)

02 December 2025  |  Tags: David Gilmour, Pink Floyd

あんまり取り上げてこなかったフロイド界隈だけど、ファンサイトの Pink Floyd & Co. にあったギルモアの長いインタビューを拾ってきてみた。1988年って古い記事なので、とっくにどっかで既出ではって思ったけど、少なくともネット上では紹介されてなさそう。加入の経緯から解散の顛末やライブエイドの件とかまで、色々と語っている。

→ Pink Floyd & Co. | David Gilmour - Australian Radio Interview, 1988


あなたが加わってからの一連のアルバムで、バンドは特にイギリスで、たぶんヨーロッパでも、ずいぶん人気が出ましたよね。それが、「Dark Side of the Moon」のおかげで、名高い一バンドから途方もない成功を収めたバンドになったわけです。そんな予感はありましたか。今ふり返って、なぜあれほどカルトなアルバムになったのか、なぜ今でもこんなに人気なのか、判ってきましたか?

  • んー、そうだなぁ、今言ってくれたような頃のアルバム、「Ummagumma」や「Atom Heart Mother」は、あんまリ気に入ってない。

「Meddle」もですか。

  • 「Meddle」は大好きな一枚だ。あれでピンク・フロイドの方向性が決まったんだ。そして、「Dark Side of the Moon」で、さらに次の段階に上がった。レコードもジャケットも何もかも上手くいって、曲も歌詞もコンセプトも全て素晴らしかった。

  • 全体としてすごくパワフルなパッケージで、仕上がる前から、これまでのどの作品より、はるかに良いものになるだろうって判ってた。まさかあそこまでとは思わなかったけど。


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