デイヴィッド・ギルモア、ピンク・フロイドなどを語る (8)

10 January 2026  |  Tags: David Gilmour, Pink Floyd

あんまり取り上げてこなかったフロイド界隈だけど、ファンサイトの Pink Floyd & Co. にあったギルモアの長いインタビューを拾ってきてみた。1988年って古い記事なので、とっくにどっかで既出ではって思ったけど、少なくともネット上では紹介されてなさそう。加入の経緯から解散の顛末やライブエイドの件とかまで、色々と語っている。

→ Pink Floyd & Co. | David Gilmour - Australian Radio Interview, 1988


新しいアルバム (「A Momentary Lapse of Reason」のこと) はハウスボート (*) で録音したんですか。どうでしたか。

  • よかったよ。ハウスボートを買って、自分たちでスタジオに改造したんだ。すごく上手く出来て、とっても居心地がいい。基本の作業は全てそこでやった。

新しいアルバムは、わざとコンセプトアルバムにしなかったんですか。

  • いや、さんざん考えたんだよ。で、結局、考えるだけ無駄だ、ってことになった。ただ良いアルバムを作ればいい。そして終盤になってコンセプト、つまり全体を結び合わせる何かが浮かび上がってきたら、それに向けて微調整してけばいい。今までだって、何度もあった。「Animals」は出来上がるぎりぎりまで、コンセプト・アルバムじゃなかった。今回は結果として、何も浮かび上がってこなかったんで、無理にコンセプト・アルバムにはしなかったんだ。

初期のアルバムは歌詞の力強さに楽曲が付いてけてないような感じがあったんですが、新しいアルバムはそういう感じはしません。そういったバランスや構成を意識したりしましたか。

  • そうなんだ。バランスを保たないとって、もう何年もずっと不満に思ってた。うんざりするほど、何百回も言ってきた。歌詞と楽曲のバランスは本当に重要だ。だけど、「The Final Cut」じゃ失ってたんだよ。新作じゃ、それを取り戻そうとした。

テーマがもっとずっとポジティブな曲も幾つかありますね。「On the Turning Away」とか。作詞は誰かに手伝ってもらいましたか。

  • アンソニー・ムーアって友達だ。3曲、「Learning to Fly」「On the Turning Away」「The Dogs of War」を共作した。「Learning to Fly」と「On the Turning Away」は彼のアイデアが元だけど、もう嫌ってほど、何百万回も書き直してきて、特に最後の部分は全く違ってきて、ずいぶんポジティブなものになった。で、最終的に私が手を入れたんだ。

(*) 居住用・生活用の船で、たいていは係留したまま (電気とか水道とか、どうしてんだろな)。ギルモアの船、「アストリア」も写真があったりする。

→ Wikipedia | Astoria (houseboat)

今日のおまけ:

2016年1月10日はデイヴィッド・ボウイの命日だ。もう10年か。早いな。こんなのを聴いて、偲ぼうかな。ボウイの最期の様子は、「関連の記事」をどうぞ。

→ YouTube | King Crimson - "Heroes"

ついでに、ひたすら「"Heroes"」のカバーばっかり集めた、こんなページもあったりする。

→ Ultimate Classic Rock | Wildly Different Covers of David Bowie’s ‘Heroes’

もう一つ。

→ YouTube | Astronaut Chris Hadfield - Space Oddity

で、こっちは「Space Oddity」のカバーばっかり集めたプレイリスト。

→ Spotify | All Space Oddity Covers

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