デイヴィッド・ギルモア、ピンク・フロイドなどを語る (9)
あんまり取り上げてこなかったフロイド界隈だけど、ファンサイトの Pink Floyd & Co. にあったギルモアの長いインタビューを拾ってきてみた。1988年って古い記事なので、とっくにどっかで既出ではって思ったけど、少なくともネット上では紹介されてなさそう。加入の経緯から解散の顛末やライブエイドの件とかまで、色々と語っている。
→ Pink Floyd & Co. | David Gilmour - Australian Radio Interview, 1988
「Learning to Fly」って曲は、実際にあなたが飛行機の操縦技術を勉強してたからですか。
- そうなんだよ。彼 (アンソニー・ムーア) に言ったんだ。一緒に作ろうっても、なかなか上手くは出来ないから、山ほど作ってみないといけない。使わなかった残りは自分で好きに使ってくれて構わないんで、毎日ボート (スタジオ) に来てくれないかって。もちろん、書いてくれた曲の分、金は払った。それで、彼は週に 4~5 日くらい曲を作りに来てくれたんだけど、時々、来るなり「あれ? デイヴはどこ?」。するとスタッフが「今日は飛んでるよ」、で、彼が「なんだよ。なんでそうなんだよ」。そうやっていらいらしながら私を待ってたある朝、彼はあれを思いついたんだ。
自分で飛行機を持ってたんですか。
- 単発機をニックとシェアしてた。とっても楽しかったよ。
4年前のソロ・アルバム (「About Face」のこと) でも「Cruise」って曲で核戦争の恐怖を歌ってましたが、「Dogs of War」もそうですか?
- そうだね。そういうことをいつも考えてる。ソロ・アルバムでは「Out of the Blue」と「Cruise」の2曲で、それぞれ少し違う角度から歌った。「Dogs of War」は、それよりも、金のためなら戦争もいとわない政治家のことを歌ったんだ。
インストゥルメンタルの部分はすごくブルージーな雰囲気で、バンドがルーツに戻ったような気がして、とっても楽しめました。ハモンドオルガンも良いですね。この頃はあんまり使われてませんけど。
- そんなことはない。ハモンドオルガンは今でも素晴らしい楽器だ。
もう一つお聞きしていいですか。フィル・マンザネラと共作した曲がありますが (「One Slip」のこと)、なぜ彼とだったんでしょうか。
- え、友だちだからだよ。フィルの貢献のほうが大きいな。誰かの家でわいわいジャムってたりしてる時に、いいのが浮かんでくることって、あるよね。
今日のおまけ:
1月10日はジェフ・ベックの命日でもある。もう3年か。ジェフ・ベックの場合、この一曲ってのを自分じゃ選べない。多すぎる。けど、知名度ってことじゃ、やっぱりこれなんだろうな。
→ YouTube | Jeff Beck - Cause We've Ended As Lovers (Live, 2007)
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